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雪の山道、帰りはレッカー車の上
雪の夜は、シンシンと静かですね。こちらもまた、雪が降っています。静かな晩です。
少し前の話になりますが、子供達が自分のことを一人でできるようになった頃、夫は車をワゴン車に取り替えました。そして2月の連休をねらって、家族でスキーに出かけました。
 燃料補給もそこそこに先を急ぎました。急がば回れだったのです。・・・・・
夕食後「夜景を撮ってくる」といって、夫と息子と2人で車で出かけましたが、帰りが遅いのです。心配でしたが、当時は携帯電話もなく、ただ待つことしか出来ませんでした。日付が変わる頃、「車が、寒くて動かなくなっちゃって、どうなるかと思ったよ」と、戻って来ました。
ワゴン車の燃料は、軽油でしたが、寒冷地用に凍らない燃料があるんだそうですね。「あとで入れよう」と、後回しにしたことがまずかったようです。車はエンジンを止めた時点からグングン冷え、軽油が凍ってしまったようでした。
下り坂を動き出したのは良いけれどエンジンが止まってしまい、夫と息子は身も凍る思いをしたようでした。時間も遅かったので、対向車もなく、何とか少しのスペースに車を止めとそうです。
さあ、またその後が大変。携帯もありません。車も通りません。雪は降り続いていました。
そこへ、一台の車が来ました。助けを求め、呼び止めた所、なんと幸運なことにその方は消防士さんでした。トランクには訓練用の太いロープが積まれてあり、そのロープのおかげで命拾いをしたと言うわけであります。
その時のスキーのことは、ほとんど記憶にありません。ちびチャンたちを引き連れ、ホテルの車で山道を下りました。そして、レッカー車の上にマイカーが乗せられ、修理屋さんまで。
レッカー車に乗せられた車は見かけますが、その車の中に一家族5人乗り込んでいる光景は、中々無いと思います。信号待ちをするたびに、「アレアレ、」と珍しそうに指を指されて見られたのにはまいりました。
修理工場はスキー場から遠く、車で1時間以上走ったでしょうか。レッカー車の上は一段と高く、人の目さえ気にしなければ、最高のドライブでした。
※冬山へお出かけの方、後回しにせずに凍らない燃料補給をお早めにどうぞ。
◎助けていただいた消防士さん、栃木でも優秀な消防士さんとして現在も第一線で活躍されています。(救命士の資格を取られ、救急隊長として活躍されているそうです) その際は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
・家族旅行の強い見方のワゴン車も11年間お世話になり、2005年ご苦労様となりました。
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